深呼吸できる場所、多様な想いに応える弔い
CLIENT
366 | 森の樹木葬
BACKGROUND
家族のかたちや暮らし方が変わるなかで、お墓を持つという選択も見直されつつあります。
子どもに負担を残したくない。遠く離れた場所にある墓を守り続けることが難しい。
「家の墓」という考え方に違和感を感じる人も増えています。
一方で、死後のあり方を自分で選びたいという意識は広がり、自然に還りたい、静かな場所で眠りたいといった価値観も、少しずつ共有されるようになってきました。
しかし、従来の仕組みは管理や継承を前提としており、個人の価値観とのあいだにはずれが生まれています。
また、弔いや信仰そのものも日常から離れ、人とお寺との関係は希薄になりつつある。
死後のあり方だけでなく、人と場所、そして想いをつなぐ関係そのものが、改めて問い直される状況にありました。
APPROACH
信仰を「世界観」として捉え直し、人とお寺の接点をなめらかにするという思想を起点に、森の樹木葬のブランド設計を行いました。
「深呼吸したくなるお墓。」という体験価値を軸に、森の空気感や五感での体験と、想いがつながり続ける関係性の設計を統合しています。
ブランドパーパスの定義から、コンセプト、ミッション・ビジョン・バリュー、プロダクトコンセプト、ネーミング、ブランドストーリーまでを一貫して設計し、思想とサービスが分断されない構造を構築。
さらに、シンボルやカラースキーム、タイポグラフィといった基礎設計から、写真・動画、Web(UI/UX)、広告、空間、サイン、各種クリエイティブまでを横断的にディレクションし、あらゆる接点において一貫した世界観を形成しました。
また、社内ツールへの落とし込みやブランド監修を通して、日々のアウトプットの品質を担保しながら、運用と改善を継続。
外部ディレクターとしてデザイン統括(CDO的役割)を担い、事業とブランドが分断されることなく、想いと体験が長期的に積み上がる状態を作りました。
TAG
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